SESでフルリモートできる案件はある?メリット・デメリットも解説

SESは出社や客先企業での常駐が基本ですが、近年はSESのリモートワークの案件も増加しています。
リモートワークが社会的にも受け入れられるようになった現在、SESエンジニアのなかにはフルリモートワークを希望される方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SESでフルリモートできる案件の条件・特徴・メリット・デメリット、そしてどのような方に向いているのかを解説します。
SESでフルリモートで働くために必要な知識や情報を得て、理想の働き方を実現しましょう。
目次
SESでフルリモートできる案件の条件

SESはオフィス出勤や客先に常駐する働き方が基本であるため、フルリモート案件はあるのかと思われる方も多いでしょう。
SESの案件にはリモートできるものとできないものがあります。そしてフルリモート案件に求められる条件があることを知っておきましょう。
以下にフルリモートできる案件を詳しく説明します。
リモートワークの体制が整っている
まず、クライアント企業がリモートワーク環境を整備していることが必須条件です。リモートワークに適したツール導入やセキュリティ対策が万全な企業では、リモートワークを前提とした案件が多く存在します。
またエンジニアの準備が不十分だと、リモートワークが認められないケースもあります。自宅のWi-Fi環境やカメラ・マイクの設備が必要です。
通信が頻繁に途切れたり速度が遅くなったりすると業務に支障をきたすため、安定したWi-Fi環境を整備しましょう。
またリモートワークではオンライン会議の参加は必須です。カメラが正常に動作することも事前に確認し、マイクもあらかじめ用意しておくとよいでしょう。
リモートワークは企業とエンジニア双方の準備が整ってこそ実現します。
私たちテクニケーションでは、自身で自由に案件を選択できる案件選択制を採用しています。リモートで対応できる案件も取り扱っているため、希望するスタイルで業務を行うことができます。
また、チーム制を導入しています。そのため、自宅にいながら経験豊富なエンジニアのサポートを受けながら業務を行い、スキルアップを目指すことが可能です。
「自宅で少しずつでもスキルアップしたい」「自宅で集中して業務を行いたい」という方は、テクニケーションのカジュアル面談でご相談ください。
コミュニケーションツールが活用できている

リモートワークでは、コミュニケーション不足が課題となることがあります。
そのためクライアント企業がSlackやZoomなどのコミュニケーションツールを導入し、円滑なコミュニケーションを図っていることが重要です。
これらのツールを積極的に導入している企業はリモートワークにも積極的である傾向があります。企業がどのようなコミュニケーションツールを導入しているか、ツール状況なども確認しておくとよいでしょう。
セキュリティ対策に不安がない
リモートワークはオフィス以外の場所で働くことを前提とする働き方であり、情報漏洩や端末のウイルス感染などのセキュリティ対策が特に重要になります。
クライアント企業がセキュリティ対策に十分な投資を行っているか、セキュリティに関するルールやガイドラインが整備されているかなどを確認しましょう。
具体的に以下の2つの対策があります。
- VPNの導入
- ISMS認証取得
VPN(Virtual Private Network)は、仮想専用回線を利用しデータを暗号化することで、安全に通信を行う仕組みです。
リモートワークでは重要なセキュリティ対策の一つです。
またISMS(Information Security Management System)ではルール整備・技術的セキュリティ対策・物理的セキュリティ対策などが含まれますが、そのなかに在宅勤務やテレワークに関する項目も存在します。
SESでフルリモートできない案件の特徴

一方で案件の性質やクライアント企業の体制によっては、リモートワークが難しい場合や許可されていない場合があることも理解しておきましょう。
フルリモートができない案件の特徴は以下です。
- 機密・機微情報を取り扱う
- 古いシステムやツールを使用している
これらを詳しく解説します。
機密・機微情報を取り扱う
顧客の機微情報や企業の機密情報などの取り扱いは特にセキュリティ面での対策が強く求められ、情報漏洩を防ぐための厳しいガイドラインが設けられています。
SES業務はこのような情報を取り扱うことも多いためデータの持ち出し自体が禁止されることもあり、これがリモートワークを難しくする要因です。
例えば金融業界では、社外から情報へのアクセスは許可されず、すべての作業は現場で行う必要があります。またリモート環境で使用する端末がウイルスに感染するリスクも増大しやすいです。
会社支給の端末であればセキュリティソフトの導入や定期的なアップデートが徹底されていることが多いですが、個人の端末を使用する場合はセキュリティ対策が不十分な場合があります。
古いシステムやツールを使用している
古いシステムやツールを使用している場合、リモート環境での動作が保証されないことがあります。
また古いシステムやツールに精通したエンジニアが限られている、あるいはシステムの中身がブラックボックス化しているケースも少なくありません。
このような状況はリモートワークでチームメンバーと連帯したり、トラブル発生時に迅速に対応したりすることが困難になります。
フルリモートが許可されやすいクライアント

フルリモートの案件を探す際は、リモートワークに寛容な企業を把握することが重要です。
SESは客先常駐が基本のため、フルリモートの可否はクライアントの方針に依存します。
一般的に以下のタイプの企業はフルリモートを許可しやすい傾向にあります。
大手企業
国内に複数の拠点をもつような大手企業は、リモートによる業務を日頃から行っているためリモートワークを導入している傾向があります。
セキュリティ対策もVPNの導入などにより強化されている場合が多く、リモートワークに必要な環境が整っています。
ただしすべての大手企業がリモートワークを許可しているわけではありません。企業によってはセキュリティ上の理由や業務内容の特性から、リモートワークを認めていない場合もあります。
案件に応募する前に、リモートワークを導入しているかどうかを必ず確認しましょう。
ベンチャー・スタートアップ企業
IT業界のベンチャー・スタートアップ企業は、新しい働き方を積極的に導入する傾向があります。
柔軟な働き方を重視する企業文化が根付いていることが多く、リモートワークもその一つです。またオフィスを持たない、または小規模オフィスで運営する企業では、リモートワークが前提となることもあります。
ただしベンチャー・スタートアップ企業はスピード感を重視する傾向があるため、高いスキルや技術力を持ったエンジニアを求めることが一般的です。
ベンチャー・スタートアップ企業を目指す場合は、自身のスキルを磨き、企業へ適切にアピールする準備が必要です。
受託開発を行っている企業
受託開発を行っている企業もリモートワークを許可しやすい傾向があります。特にWeb系の開発を受託している企業は新しい技術を取り入れていることが多く、リモートワーク環境にも対応しやすいです。
また受託開発は成果物で評価されるため、時間や場所に縛られない働き方を許容する企業が多いようです。
ただし受託開発企業でも金融系や官公庁向けのような機密性の高いプロジェクトでは、リモートワークが制限される場合があります。
案件内容をしっかりと確認しリモートワークの対応が可能かどうかを事前に確認しましょう。
SESでのフルリモートのメリット

SESでのフルリモートの案件に参画することは、エンジニアにとって多くの魅力的なメリットをもたらします。主なメリットは、次のとおりです。
- 自由になる時間を増やせる
- 生産性向上が期待できる
- 身だしなみのストレスから解放される
ここでは、フルリモートワークのメリットを詳しく説明します。
自由になる時間を増やせる
フルリモートワークのメリットの一つは通勤時間の削減です。この時間を自由時間として活用できるのは、フルリモートワークの大きな魅力ではないでしょうか。
趣味や家族との時間、新しい技術の習得やスキルアップするための資格取得の勉強に当てることが可能です。休憩や睡眠など、自分の体調にあわせて調整できることも効率的に作業ができるメリットです。
また家事・育児や介護などオフィス勤務により難しかった場合でも、フルリモートであれば働ける可能性が広がります。
生産性向上が期待できる
フルリモートワークはオフィスでの雑音や周囲の視線などを気にすることなく自分のペースで作業を進めることができ、集中できる環境を整えられます。
移動時間や通勤ストレスがなくなるため、心身ともによい状態で仕事に取り組むことが可能です。また家庭と仕事の両立がしやすく、自分の裁量で仕事ができ成果につながりやすくなります。
身だしなみのストレスから解放される
フルリモートワークでは、オフィスに出勤する必要がないため服装や髪型に気を遣う必要がありません。服装規定がない企業であれば、リラックスできる服装で仕事に取り組むことができます。
また毎朝の身支度にかかる時間の削減、オフィスワークに必要な服装や化粧品などの費用の削減も可能です。
SESでのフルリモートのデメリット

SESではフルリモートのメリットがある一方で、デメリットや課題も存在します。主なデメリットは次のとおりです。
- コミュニケーションが不足しがち
- 仕事とプライベートの境界線があいまい
- 集中力・モチベーション維持が難しい
自分の理想的な働き方が可能であるか、デメリットをしっかりと理解しておく必要があります。
コミュニケーションが不足しがち
フルリモートワークでは、オフィスでの対面コミュニケーションが大幅に減少します。これによりコミュニケーション不足に陥りやすく次のような問題が生じる可能性があります。
- 情報伝達の遅延
- 意思疎通の不足
- チームワークの低下
- 孤独感の増大
例えば重要な情報がチャットツールで共有されたものの、確認漏れによって伝達が遅れてしまうことがあります。
またプロジェクトの進捗状況について、対面であればすぐに確認できることがオンラインではタイムラグが生じ連携が乱れる要因です。
さらにチームメンバーとの雑談が減ることで、一体感が薄れ孤独感を感じやすくなるケースもあります。
仕事とプライベートの境界線があいまい
フルリモートワークでは日常生活をしている空間で仕事をするため、仕事とプライベートの境界線があいまいになりがちです。
仕事とプライベートの切り替えが難しく、常に仕事のことが頭から離れず心身ともに休まらない状況に陥ってしまうこともあります。
自宅にいながらいつでも仕事ができるため、働きすぎて体調を崩さないように注意が必要です。
集中力・モチベーション維持が難しい
自宅で仕事をする場合、オフィスに比べて誘惑が多く集中力やモチベーションを維持するのが難しいことがあります。
周りの目がないことでついスマートフォンを触ってしまったり、家族の話し声などで気が散ってしまったりすることもあるでしょう。
また一人で仕事をする時間が長くなることは、モチベーションを維持しにくい要因です。自分で時間管理やタスク管理を行う必要があるため、自己管理能力が求められます。
SESでのフルリモートに向いている方

SESでのフルリモートは誰にでも適している訳ではありません。ここではSESでフルリモートの働き方に向いている方の特徴を3つご紹介します。
- 自己管理能力が高い方
- チームとのコミュニケーションを積極的に行える方
- 自宅で集中できる環境を整えられる方
フルリモートでは、オフィスに出勤する場合と異なり、上司や同僚の目が届きにくい環境で仕事をすることになります。
そのため、自己管理能力ができる方ほどフルリモートワークに適しているでしょう。具体的には、スケジュールを管理し、優先順位をつけてタスクを遂行できる能力が求められます。
また、フルリモートワークでは対面でのコミュニケーションが減少しがちです。そのため、チームとのコミュニケーションを積極的に行える方や報連相を徹底する方は、フルリモートを成功させやすいでしょう。
そして、フルリモートでは自宅での仕事になるため、集中できる環境を整えられるかも重要です。仕事に集中できる場所を確保したり誘惑となるものを排除したり、モチベーションを維持する工夫ができるとよいでしょう。
私たちテクニケーションでは、案件選択制を採用しています。自身で自由に案件を選択できるため、希望するプロジェクトを行うことができます。リモートで行える案件も取り扱っているため、一人ひとりの活躍の場を提供することも可能です。
また、チーム制を導入していることによって、リーダーによるサポートを受けながらスキルアップできる環境が整っています。
「自宅でもスキル向上を目指したい」「集中して業務を行いたい」という方は、テクニケーションのカジュアル面談でご相談ください。
SESでの働き方とキャリアアップを両立したいなら

フルリモートワークは、経験年数の浅い方には難しいのが現実です。ここでは、自分の理想的な働き方と、キャリアアップを実現するためには何をすればよいのか3つご紹介します。
- ITに関するスキルや知識を身に付けること
- 経験や実績を積む
- コミュニケーションスキルを養う
まずは、ITに関する知識やスキルを身に付けましょう。IT系の国家資格の取得は自身のスキルレベルを客観的に証明できます。
ITスキルは知識だけでなく実務経験を通じて培われるものが多くあります。またリモートワークではコミュニケーション力が必須です。
ITツールを使いこなすことは勿論、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。

高還元SESである私たちテクニケーションであれば、エンジニア一人ひとりのスキルやキャリアに応じて、自由に案件を選べる案件選択制を採用しています。リモートで案件に携わることもできるため、理想とする働き方を叶えられます。
また、チームで業務を行うチーム制も導入しているため、リモートであっても経験豊富なベテランエンジニアのサポートを受けながらキャリアアップも可能です。
キャリアアップと理想の働き方を実現したい方は、ぜひ一度テクニケーションのカジュアル面談で、お気軽にご相談ください。